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教皇レオ14世 2025年8月18日のお告げの祈り 教皇レオ14世 2025年8月18日のお告げの祈り  (@VATICAN MEDIA)

教皇「交渉において、人々の共通善を常に最優先に」

教皇レオ14世は、カステルガンドルフォで行われた日曜正午の祈りで、戦争終結と平和推進の努力のために祈りながら、交渉において、人々の共通善が常に最優先されることを願われた。

 教皇レオ14世は、8月17日(日)、カステルガンドルフォで行われたお告げの祈りの集いの後半、様々なアピールを行われた。

 教皇はまず、深刻な洪水被害に見舞われたパキスタン、インド、ネパールに言及。被災地の人々に精神的な寄り添いを表明すると共に、犠牲者、遺族、この災害のために苦しむすべての人々のために祈られた。

 続いて、教皇は、戦争を終結させ、平和を推進するための努力がよい結果をもたらすようにと、皆を祈りに招かれた。そして、交渉においては、人々の共通善が常に最優先されるようにと、強調された。

 また、この集いで、教皇は夏のシーズンに、特に保養地で行われている、文化振興や福音宣教のための多種多様な活動に触れられた。福音への情熱があらゆる年代の団体・組織の創造性や取り組みを刺激している様子を目にすることは素晴らしいこと、と述べた教皇は、その一例として、ここ数日イタリアのリッチョーネで行われた若者たちによる宣教活動を紹介。参加者、企画者らに感謝を表された。

 アドリア海に面した保養地、リッチョーネでは、このたび、教区と若者たちの諸グループとの協力により、「渇いている人はだれでもわたしのところに来なさい」と題された、「ストリート・ミッション」が行なわれた。2003年に始められたこの宣教プログラムでは、およそ100人の宣教者やボランティアたちが、市街や海岸地帯で、人々の信仰との出会いを助ける活動を行っている。

17 8月 2025, 17:33

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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