教皇、ナイジェリアの暴力の犠牲者のために祈り
教皇レオ14世は、2月8日(日)のお告げの祈りで、ナイジェリアで続く暴力に触れられた。
ナイジェリアでは、武装集団による住民への襲撃が続き、2月3日にも、西部クワラ州のウォロ村を武装集団が襲い、赤十字によれば、少なくとも162人が殺害された。
レオ14世は、ナイジェリア各地の共同体に対する最近の攻撃により多くの人命が失われていることに、深い悲しみと憂慮を表明。すべての暴力とテロリズムの犠牲者に祈りをもって寄り添われた。
同時に教皇は、すべての市民の生活の安全と保護を保証するため、断固たる姿勢で取り組み続けることを当局者らに願われた。
教皇はこの日、洪水と土砂崩れに見舞われたポルトガル、モロッコ、アンダルシアのグラサレマをはじめとするスペイン、シチリアのニシェミなどイタリア南部の人々のために祈りを約束され、人々を聖母の保護に託しながら、共同体の団結と連帯を励まされた。
また、教皇は、前日2月7日、スペインのウエルカル・オベラで、サルバドール・バレラ・パラ神父(スペイン1816-1889)の列福式がとり行われたことを報告。小教区の主任司祭として、司牧的な愛のうちに、謙遜と思慮深さをもって、自らに委ねられた人々にあまねく身を捧げた同神父の人となりを思い起こされた。教皇は、本質を中心に据えたバレラ神父の司祭としての模範が、今日の司祭たちにとって、単純さと厳格さのうちに日々を忠実に生きることの刺激となるようにと祈られた。
さらに、教皇は、教会暦で聖ジュゼッピーナ・バキータが記念されたこの日は、カトリック教会の「人身取引に反対する世界祈りと考察の日」であることを指摘。今日的な形の奴隷制に反対し、その撲滅に取り組む修道女たちとすべての人々に感謝を述べられた。これらの人々に一致された教皇は、「平和は尊厳によって始まる」と強調された。
集いの最後に教皇は、平和のために祈り続けるよう招きつつ、「歴史が教えるように、経済と軍事の威力による戦略は人類に未来をもたらさない。未来は人民間の尊重と兄弟愛の中にある」とアピールされた。