教皇:美は神に眼差しを上げさせる
カステルガンドルフォの教皇宮殿の中庭で、7月18日夜、アルバーノ教区主催のコンサートが教皇レオ14世の臨席のもとに開かれた。
このコンサートでは、ヴァイオリニスト、マルコ・ロリアーノ氏による、ニコロ・パガニーニ作曲、ヴァイオリン協奏曲第3番ホ長調III「ポラッカ」と、ピアニスト、ロッサーナ・トマッシ・ゴルカル氏による「『ノルマ、ひとつの壮大な愛の物語』ピアノ独奏のための自由な幻想と変奏曲」(原曲ヴィンチェンツォ・ベッリーニ、編曲ルイス・バカロフ)が、管弦楽団「イ・ムジチ・ディ・パルマ」(ピエル・カルロ・オリツィオ氏指揮)の演奏と共に披露された。
コンサートの終わりに、教皇は音楽家らの演奏を讃え、出演者、主催者らに心からの感謝を表された。
「このような美しさに満ちたひと時、わたしたちは真に偉大なものを体験することができました」と教皇は述べ、「それは、神が天地創造において意図されたもの、すなわち美そのものの世界へと、いろいろな意味で足を踏み入れることでした」と語られた。
「今日、わたしたちは美しさがしばしば欠如した世界に生きています。そこには、戦争、紛争、憎悪、暴力、雇用不足など、数多くの問題が存在しています」と教皇は指摘。
「このような機会に集うことは、より善いものの存在を思い起こすことができるという意味で、素晴らしい恵みです」と話された。
教皇は、1ヶ月あまり前に行ったスペイン訪問に言及。その司牧訪問のモットー「Alzad la mirada(目を上げて)」を思い起こされた。
そして、「目を上げましょう。天に眼差しを向けましょう」と招きながら、「音楽、芸術がもたらす美は、神に眼差しを上げ、神へと導かれることを助ける、真の手段です」と強調された。
教皇は最後に、すべての関係者らに神の祝福を祈られた。
