教皇、アジアの教会に励まし、FABC総会を前に
インドネシアのジャカルタで、7月20日から26日まで、アジア司教協議会連盟(FABC)の第12回総会が開かれる。
今総会のテーマ「アジアにおける『シノドス的な回心』への招きと、『架け橋』また『架け橋を築く者』としての使命」は、「もっと偉大なことをあなたは見ることになる」(ヨハネ1,50)という福音書の言葉からからインスピレーションを得ている。
同会議には、アジア全域から司教、司教協議会の代表、神学者、司牧の専門家など、120名以上が参加し、アジアの教会の未来の使命をめぐり識別を行う。
教皇レオ14世はこの総会のために、5月23日付で、教皇特使としてボンベイ名誉大司教、オズワルド・グラシアス枢機卿を任命された。
そして、同枢機卿に宛てた6月24日付の書簡を通し、総会参加者はもとより、アジアの信徒や司教たちを励ましている。
書簡の中で教皇は、キリスト教信仰の発展を切に願う、アジアの愛する教会に思いをはせる時、その教会が信仰と人間性において今後も絶えず豊かに発展し続けるだろう、という希望に満ちた期待を抱く、と述べている。
それゆえに、教皇は回勅『マニフィカ・フマニタス』(n.16)に記したように、信徒たちや司教職にある兄弟たちに向け、「今日の課題に取り組むにあたり、自らの手を汚すことを恐れないように」と、呼びかけている。
祈り、賢明に省察し、揺るぎない姿勢で行動するよう招く教皇は、神を自らの行いの指針とし、人間を選択の中心に据えるよう助言。そうすることで、いつくしみと真理が出会い、正義と平和が抱擁し合う、堅固で受容的な「共通の家」が築かれるだろう(参照 詩編85,11)と説いている。
今日の時代のバビロンの建築家ではなく、交わりの築き手となり、新たなバビロンを築く営みをやめ、真の善を築くために力を合わせるようにと教皇は願いながら、そうすることで、人類、そして教会がその美しさを失うことなく、また人間の心がキリストが住まうことを望んでおられる「家」であり「神殿」であることを、世界が再び知るようにと望まれた。
