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教皇、スペインの文化・芸術・経済・スポーツ界関係者との出会い

教皇レオ14世は、訪問先のスペインで、文化・芸術・経済・スポーツ界関係者との出会いを行なわれた。

 教皇レオ14世は、6月7日(月)、スペインの文化・芸術・経済・スポーツ界関係者と出会われた。

 スペイン訪問2日目の夕方、教皇はマドリードの多目的ホール、モビスター・アリーナで開催された、「文化、芸術、経済、スポーツの世界のネットワークを築く」をテーマとしたミーティングイベントに出席された。

 この集いには、スペイン国内の各界から、およそ1万5千人が参加。俳優のアントニオ・バンデラス氏をはじめ、大学総長、企業家、金融関係者、労働組合の代表、スポーツ選手らが、それぞれの分野と経験から、文化・社会・宗教との対話や、人間の尊厳などについて語った。

 教皇は参加者への言葉で、スペインの歴史を通しそのアイデンティティを形成してきた素晴らしい創造性に言及し、賛美と敬意を表明。

 先人たちが築き上げたこれらの見事な遺産を前に、自分たちは未来にどのような遺産を残そうとしているのか、その結果として、どのような社会を築こうとしているのか、という問いが浮かび上がる、と話された。

 「実際、今日の社会は、生産、イノベーション、コミュニケーションにおいて非常に優れた能力を備えている。しかし、それらを生み出す『魂』を守る方法をわれわれはまだ学ぶ必要がある」と教皇は述べ、「さもなくば、わたしたちは、コミュニケーション手段に精通し、生産に長けていながらも、なぜ、何の目的で、誰と、誰のために生産するのかがわからなくなる恐れがある」と語られた。

 「カルチャー」という語は、「耕す」という言葉を語源としているが、わたしたちは今、社会に何を蒔いているのか、何が花開き、何が無言で枯れつつあるのかを問うように招かれている、と教皇は述べられた。

 これらの問いに答えるには、ネットワークを築く技術に例えられるような、社会的な対話が必要であり、そのためには、出会い、傾聴、対話、尊重が求められる、と話された。

 また、こうした意味で、ネットワークを築くためには、人間の尊厳に焦点を当てた対話、共に創造する姿勢、また、利他的精神での奉仕が必要となると述べられた。

 教皇は関係者らに、生活のあらゆる領域を調和させる新たなネットワークを織りなすための新たな糸となるようにと願われた。

 そして、「時間が永遠性を帯び、文化が記憶を保存し、対話を促進し、教育が批判精神をもって真理の探求を促し、芸術が驚きと崇高な感情を生み出し、ビジネスが人間の尊厳を認め、仕事が希望の原動力であり続けるような、刷新された社会を共に築いていこう」と呼びかけられた。

08 6月 2026, 19:27