教皇、米国のカトリック系慈善団体に励まし
教皇レオ14世は、5月4日、バチカン宮殿で、米国のカトリック系慈善団体の関係者との集いを持たれた。
教皇がお会いになったのは、米国の慈善団体、カトリック・チャリティーズUSAの責任者たち。
カトリック・チャリティーズUSA(CCUSA)は、米国の167か所に拠点を広げる全国規模の組織で、国内のほとんどの教区で活動している。カトリック教会の救援・支援組織、国際カリタスの加盟団体でもある。
CCUSAの全国ネットワークを統率する理事会のメンバーらは、このたびバチカンを訪れ、教皇との出会いを持った。
教皇は関係者らへの挨拶で、特に最も弱い立場の人々にいつくしみの奉仕を続ける同組織の尊い努力に感謝を表しながら、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ28,20)という復活されたイエスの言葉を励ましとして与えられた。
貧しく困窮した人々へのケアを通して福音を宣べ伝えるには、使徒たちや初期の教会にとってそうであったように、常に何かの困難に出会うことだろう、と教皇は述べた。
十分な財源を探さなくてはならない時、こうした奉仕が真のキリスト教的生活に欠かせないものであることを他者に示さねばならない時、望むように助けられない人々に遭遇する時など、多くの問題に直面しながらも、落胆しないことが求められると教皇は話された。
教皇は、カトリック・チャリティーズUSAが、今日も発生し続けるこれらの課題から決して無縁ではないことに認識を示された。
しかし、まさにこうした困難に直面する時こそ、「わたしはいつもあなたがたと共にいる」と語りかけるイエスの声に改めて耳を傾けることを学ばなくてはならない、と語られた。
隣人を愛することは、人々に神との真の出会いの機会をもたらし、同時に、兄弟姉妹の中にキリストを見出しながら仕えることは、キリストの肉に触れることを可能にしてくれる、と教皇は指摘。こうしてこの奉仕活動は、わたしたちの間におられる主との相互の出会いをもたらすことになると説かれた。
復活された主は、心に平安をもたらし、希望と新しいいのちへ道を開き、「万物を新しくする」(黙示録21,5)と約束してくださる、と述べた教皇は、主の約束に励まされ、わたしたちを満たす復活の希望に導かれていこう、と関係者らを勇気づけられた。
カトリック・チャリティーズUSAのウェブサイトによれば、昨年、同組織は、宗教や出身に関係なく、ホームレス、失業者、飢餓状態あるいは栄養失調の子どもたち、孤立した高齢者など、国内で1500万以上の困窮した人々を支援した。
2026年3月下旬、米政府は、マイアミ大司教区が数十年にわたり運営してきた、保護者のいない未成年者への支援プログラムへの資金提供を打ち切った。この決定により、当プログラムは終了を余儀なくされている。
