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教皇レオ14世、教皇庁福音宣教省・世界宣教部門関係者と 2026年5月28日 バチカン宮殿 教皇レオ14世、教皇庁福音宣教省・世界宣教部門関係者と 2026年5月28日 バチカン宮殿  (@Vatican Media)

教皇:福音を薄めることなく、「道、真理、いのち」の証しを

教皇レオ14世は、教皇庁福音宣教省の世界宣教部門の総会参加者とお会いになった。

 教皇レオ14世は、5月18日、教皇庁福音宣教省の世界宣教部門の総会参加者とお会いになった。

 関係者への挨拶で、教皇は何よりも昨年2025年の聖年の間に福音宣教省の同部門が果たした大きな役割に心からの感謝を述べられた。

 この聖年の行事に参加した3300万人以上もの巡礼者たちが、関係者らへの尽力により、温かく歓迎され、特に主からの霊的な賜物を豊かに受けることができるように配慮されたことを教皇は喜ばれた。

 教皇はこの聖年がローマにとどまらず、地方教会においても深く経験され、世界中で「希望」がキリスト教生活の中心テーマとなった、と振り返った。

「世界はかつてなく希望を渇望している」と述べた教皇は、「主イエスは常にわたしたちたちと共におられるという約束に支えられたこの福音宣教を絶やさず続けよう」と励まされた。

 「福音宣教は、普遍教会と地方教会のあらゆる活動の基本的な動機であり続けなければならない」と教皇は述べ、「希望を広める福音の告知は、ユートピア的な提案ではなく、愛と真理へと招き、人々を惹きつける証しである」と話された。

 こうした中、教皇は、「特に欧米諸国において、信仰の危機が、他の社会文化的要因と合わさり、宗教的な無関心を広く引き起こしたことを過小評価することはできない」と述べた。

 「多くの人々にとって、信仰はすでに自分たちの生活とは関係ないものに見えている。

人間にとって真に重要な、生きる意味の探求の熱意は失われ、本質的な人生の問いには向き合わないままに、あらゆる要求に応えるとされるテクノロジーの文化が広がりつつある」と教皇は語られた。

 このような状況においても、「キリストとの出会いは、人生に豊かな意味と価値を取り戻させ、教会に復活された主から受けた使命の普遍的な意義を再び見出させる」と話す教皇は、「人類の未来が平和・正義・自由・兄弟愛に満ちたものとなるよう、それに向かって信頼できる基礎を築くという、喫緊の使命において、キリストに代わる者は誰ひとりいない」と説かれた。

 また、教皇は、世界のある地域では信仰の継承がほとんど行われていない状況を、新たな課題として指摘。

 こうした状況の原因として、特に若い世代の精神的な「貧困」、人生に意味を与える信仰への帰依を自由に育むための動機や手段の欠如を挙げられた。

 「過度にメディア的で、消費主義的な社会に蔓延する文化的風潮は、忍耐をもって物事を掘り下げる能力や、批判的思考を通して真理を探求する能力を低下させ、あらゆるメッセージは、数ある意見の一つとして受け止められてしまう恐れがある」と教皇は述べた。

 「キリスト教を魅力的なものにするために、その内容を薄めたり、求められるものを緩めたりするのではなく、多くの人々を回心させ、聖化してきた『道、真理、いのち』を、謙遜かつ勇敢に証しすることが重要」と強調。

 特に、「いのちの聖性は、時代を超え、あらゆる文化に提示されるキリスト教信仰の美しさの最も説得力のある形態であり続ける」と話された。

 さらに、教皇は、信仰の育成と伝承のための教会の取り組みの中で重要なものとして、要理教育の重要性にも言及。「共同体で洗礼志願者を歓迎し、寄り添う、この喜びにあふれた要理教育の奉仕が、秘跡を祝うことで終わってしまうことのないように」と願われた。

 同様に、堅信の秘跡を受ける少年少女たちが信仰の道を歩み続ける中で、人間として、キリスト者として成長していくための様々な取り組みの継続を教皇は奨励された。

28 5月 2026, 17:28