教皇レオ14世とペルーの司教団 2026年1月30日 バチカン宮殿 教皇レオ14世とペルーの司教団 2026年1月30日 バチカン宮殿  (@Vatican Media)

「使徒たちのように生きる」教皇、ペルーの司教団に励まし

教皇レオ14世は、定期訪問のためにバチカンを訪れたペルーの司教たちとお会いになった。

 教皇レオ14世は、1月30日、定期訪問のために訪れたペルーの司教団をバチカン宮殿に迎えられた。

 同国の司教らは、アド・リミナ(ad limina)と呼ばれる、基本的に5年に一度行われる公式の教皇庁定期訪問のため、ここ数日ローマに滞在している。

 レオ14世は、聖アウグスチノ修道会の会員として、ペルーで20年以上宣教し、2015年から2023年までチクラヨ教区の司教を務めていた。

 レオ14世は挨拶の中で、ペルーの司教団を歓迎されると共に、教皇がペルーの愛する霊的な子らをいつも心に留め、特に祈りの中で愛情を込めて思い出していることを伝えて欲しい、と願われた。

 教皇はこのたびの司教団の訪問が、リマの司教、聖トゥリビオ・デ・モグロベホ(1538-1606)の列聖300周年と重なることに摂理を見出しながら、今日のペルーの教会が福音宣教の使命において直面している多様な課題にいかに応えるべきかを同聖人の模範に照らして考えられた。

 教皇は、これらの課題に対する答えは、アメリカ大陸における最初の宣教者たちが書き残したものに表れているように、単純さ、勇気、主に導かれることを完全に受け入れる姿勢といった、「使徒たちのやり方」に従うことである、と話された。   

 使徒たちのように生きるということは、何よりも一致と交わりを保ち、促進することを意味する、と述べた教皇は、わたしたちが宣べ伝えることへの信頼性は、司牧者間の、そして司牧者と神の民の間の、分裂や、自分が主役になろうとする態度、あらゆる形の孤立を克服した、真の愛情ある交わりにかかっており、それは、聖トゥリビオがリマ公会議を推進することで求めた交わりと同じである、と語られた。

 同時に、今日の課題として、福音への新たな忠実さが求められており、福音はその完全な形をもって宣べ伝えられなければならない、とレオ14世は強調。聖トゥリビオは、自らの言葉ではなく、受け継いだ御言葉を、その変容の力を信じつつ宣べ伝えた、と話した。

 使徒たちの生き方は、託された奉仕に完全に自らを捧げることでもあり、実際、使徒たちが殉教に至るまですべてを捧げ尽くしたように、聖トゥリビオもただ一つの動機、すなわち魂に対する愛のために危険と苦難に立ち向かい、キリストの愛を最も困難な場所にまでもたらした、と振り返った。

 使徒たちのように生きるとは、最も弱い立場にあって助けを必要とする人々をはじめ、自分たちに託された人々に寄り添い、関心を持ち、その生活と歩みを分かち合うこと、と述べつつ、教皇は、すべての人に対して「父親のような深い愛情」を心に抱いていた聖トゥリビオを思い起こされた。

 ペルーは自分の心に特別な場所を占めている、と述べたレオ14世は、そこでは皆と喜びと苦労を分かち合い、人々の素朴な信仰を学び、試練の中でも待つことを知る教会の強さを体験したと語った。

 教皇はこの深い愛情と共に、聖トゥリビオ・デ・モグロベホ、リマの聖ローザ、聖マルティノ・デ・ポレス、聖フアン・マシアスをはじめとする、多くの聖人たちから受け継いだ遺産を今日のペルーの教会において実らせるよう、司教らを励まされた。

教皇レオ14世、ペルーの司教たちと 2026年1月30日 バチカン宮殿
教皇レオ14世、ペルーの司教たちと 2026年1月30日 バチカン宮殿   (@Vatican Media)
30 1月 2026, 17:26