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「生きるために不可欠な信仰」レオ14世、乳児たちの洗礼式で

主の洗礼の祝日、教皇レオ14世は、バチカンのシスティーナ礼拝堂でミサを捧げられ、この中で乳児たちの洗礼式をとり行われた。

 カトリック教会の典礼暦は、1月11日(日)、「主の洗礼」を祝った。

 バチカンでは、「主の洗礼」の祝日に、教皇により乳児・幼児の洗礼式がとり行われる。システィーナ礼拝堂を背景に行われるこの恒例の儀式は、1980年代に、教皇ヨハネ・パウロ2世によって始められた。

 この朝、教皇レオ14世は、システィーナ礼拝堂で捧げたミサの中で、バチカン職員の子どもたち、男児12名、女児8名の、合わせて20名の赤ちゃんたちに洗礼を授けられた。

 ミサの説教で教皇は、子どもたちの両親に向けて「皆さんが今腕に抱いておられるお子さんたちは、新たな人へと変えられます」と語りかけられた。

 「赤ちゃんたちが両親である皆さんからいのちを授かったように、今、子どもたちは生きることの意味、すなわち信仰を受けるのです」と教皇は話された。

 そして、教皇は幼児洗礼の意義について、「わたしたちは愛する人たちにあるものが不可欠だと知ると、すぐにそれを求めます。実際、生まれたばかりの赤ちゃんに着る物も食べ物も与えずに、彼らが大人になって服や食べ物を選ぶようになるまで放っておく人がいるでしょうか。もし着る物や食べ物が生きるために必要ならば、信仰はそれ以上に重要です。なぜなら、神によっていのちは救いを見出すからです」と説かれた。

 「神の摂理に満ちた愛は、子どもたちの信仰を求める父母の皆さんを介してこの地上に現れています」と教皇は話しながら、「もちろん、子どもたちを腕に抱くには重すぎる日が来るでしょう。そして、子どもたちが皆さんを支える日も来るでしょう。わたしたちを教会というただ一つの家族に結びつける洗礼が、皆さんの家庭を常に聖化すると共に、皆さんを一致させる愛情に力と忠実さを与えてくれますように」と祈られた。

 教皇はこれから行われる洗礼式の様々なシンボルをめぐり、「洗礼盤の水はすべての罪を清める聖霊による浄化です。白衣は父なる神が御国の永遠の祝祭のためにわたしたちに授けてくださる新しい服です。復活のろうそくから灯されるろうそくの火は、わたしたちの道を照らす復活されたキリストの光です」と説明。

 神が見守る中、始まったばかりの一年を、また人生のすべての日々を、喜びをもって歩み続けるよう、すべての参加者らに願われた。

 この後行われた儀式で、教皇は一人ひとりの名を呼びつつ、「わたしは、父と子と聖霊のみ名によって洗礼を授けます」という言葉をもって、赤ちゃんの頭に聖水を注ぎ、洗礼の秘跡を授けられた。

11 1月 2026, 21:41