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教皇レオ14世、スイス、クラン・モンタナの火災犠牲者の遺族らと 2026年1月15日 バチカン宮殿 教皇レオ14世、スイス、クラン・モンタナの火災犠牲者の遺族らと 2026年1月15日 バチカン宮殿  (@Vatican Media)

教皇、クラン・モンタナの火災犠牲者の遺族とお会いに

教皇レオ14世は、今年元日スイス南部クラン・モンタナで起きた火災の犠牲者の遺族らとお会いになった。

 教皇レオ14世は、今年1月1日にスイス南部、クラン・モンタナで起きた火災の犠牲者の遺族らとお会いになった。

 スキーリゾート、クラン・モンタナのバーで、人々が新年を祝う中で発生した火災は、死者40人、負傷者116人をもたらす惨事となった。

 教皇は、1月15日、バチカン宮殿に火災事故の遺族、負傷者の家族らを迎え、人々の苦しみに寄り添われた。

 この悲しみの席で教皇は「皆さんが体験しておられるものに値するだけの慰め、うわべだけの言葉ではない、皆さんの心に触れ、希望をよみがえらせるような慰めは、どこで見つけられるのでしょうか」と問われた。

 そして、「ふさわしい言葉はただ一つ、十字架上の神の御子の言葉です。皆さんは今日、神の御子のそばにおられます。御子は、見捨てられ、苦しむ心の底から、父なる神に向かって叫びました。『わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか』(マタイ27,46)」と話された。

 しかし、教皇は続けて、「御子の嘆願に対する父なる神の答えは、三日間の沈黙の待機のうちに行われました。しかし、それはなんという答えだったでしょうか。イエスは栄光のうちに復活され、喜びと復活の永遠の光の中で常に生きておられます」と強調された。

 「なぜ皆さんと皆さんの愛する方々がこのような試練に遭わざるを得ないのか、わたしには説明できません。今日、わたしが皆さんにお伝えする愛情と人間的な思いやりの言葉には限界があり、無力に思われます。しかし、今日、皆さんが会いに来こられたペトロの後継者(教皇)は、力強い確信を持って皆さんに申し上げます。皆さんの希望は虚しいものではありません。なぜならキリストは本当に復活されたからです」。

 「キリストの愛から、そして苦しまれている皆さんの愛する方々、亡くなられた愛する方々から、皆さんを引き離すものは何もありません(参照 ローマ8,35)。わたしたちの内に宿る信仰は、人生で最も暗く、最も苦しい瞬間を、かけがえのない光で照らし、勇気をもって目的地に向かって歩み続ける力を与えてくれます」

 教皇はこのように話された。

 忍耐と根気強さを必要とするこの死と復活の道をわたしたちの先を歩まれるイエスに信頼するようにと、教皇は述べられた。

 十字架の足元のマリア、心を悲しみに深く貫かれた聖母に遺族らを託した教皇は、「皆さんも聖母のように、苦しみの闇の中で、しかし確信をもって、新しい日の夜明けを耐えて待ち望み、喜びを再び見出すことができますように」と祈り、慰めのしるしとしての祝福を与えられた。

15 1月 2026, 17:15