枢機卿会議初日:シノドス性と宣教を考察テーマに採択
2025年通常聖年が終了した翌日、2026年1月7日から2日間にわたり、バチカンで臨時枢機卿会議が開催された。
この会議には、教皇レオ14世の招集をもって、全世界から集ったおよそ170名の枢機卿たちが参加した。
会議初日7日の午後、教皇レオ14世はシノドスホールで開会の挨拶を行われ、参加枢機卿らに歓迎と感謝の意を述べられた。
教皇は枢機卿らに、共同で考察するための4つのテーマ、「使徒的勧告『福音の喜び』に照らした、今日の世界における教会の宣教」、「使徒憲章『プレディカーテ・エヴァンジェリウム』に沿った、特に地方教会に対する教皇庁の仕事」、「協力の手段と方法としてのシノドスとシノドス性」、「キリスト教生活の源泉にして頂点である典礼」を提案。
時間的な制約とより深い考察のために、この中から特に2つを考察の対象として選択するように願った。
枢機卿たちは「シノドスとシノドス性」と「宣教」をテーマに選んだ。
枢機卿らは、パウロ6世ホールで第1回目のセッションを、使用言語をベースに20のグループに分かれて行った。円卓で皆が向き合うこの形式は、先のシノドスで取り入れられたもの。枢機卿らは各グループにおいて、一人約3分間の意見発表をし、互いに耳を傾け合った。
教皇は討議に自ら参加されることはなかったが、会議の終わりに、特に地方教会の枢機卿たちを含む9つのグループのまとめ役から話し合いの内容と、2つのテーマを選んだ理由をそれぞれ聞かれた。他のグループからは、選んだテーマの報告のみを受けられた。教皇がこれらの9つのグループから話を優先的に聞かれたのは、教皇庁関係者がいる他のグループは、それぞれ後で話を聞くことができるためであった。
レオ14世は、このセッションの終わりに、この会議は短いものであっても、ご自分にとって非常に大切な時間である、と述べた。
教皇は「皆に信頼することができる」という気持ちを今実感している、と語り、「このしもべをこの任務に招いたのは皆さんです」と話された。
教皇は、2つのテーマについて、どのグループにおいても大多数で選ばれたことに言及しつつ、参加者らの意見にもあったように、実際にはどのテーマも切り離せないという観点も重要である、と指摘された。
「宣教的な教会であるためには、自分自身だけを見つめずに、自分を超えたその先を、他の人々を見つめることが必要」と述べた教皇は、「実際、教会の存在意義は、枢機卿や、司教、司祭たちのためでなく、福音を告げることにある」、「キリストを中心に据えた福音、それがわたしたちのミッションである」と強調された。
