教皇レオ14世、バチカンの大聖堂の聖なる扉閉じる、希望の聖年閉幕
カトリック教会の典礼暦で、「主の公現」祝った2026年1月6日、2025年度の「通常聖年」は、閉幕の日を迎えた。
この日、教皇レオ14世は、バチカンの聖ペトロ大聖堂で、「主の公現」の祭日のミサを捧げられた。
ミサの入祭前に、レオ14世は聖ペトロ大聖堂における聖年の「聖なる扉」を閉じる儀式をとり行われ、こうして、1年あまりにわたり、ローマを訪れた巡礼者たちはもとより、世界中のカトリック教会の信者たちによって喜びと希望のうちに記念されたこの聖年は終了した。
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聖ペトロ大聖堂の「聖なる扉」の閉門儀式は、聖堂のエントランス部にあたるアトリウムで行われた。
2025年の聖年のテーマに合わせ作曲された賛歌「希望の巡礼者」が歌われる中、教皇レオ14世が聖堂のアトリウムに入場。「聖なる扉」と向き合って立たれた教皇は、次のように述べられた。
「兄弟姉妹の皆さん、希望の巡礼者として、わたしたちは神の御言葉とその限りないいつくしみの光のもとに、いのちの道を探し求めました。天から降ったパンである方がわたしたちの歩みを支えてくださいました。キリストの愛が、わたしたちを回心と兄弟愛、正義と平和の追求へと促しました。わたしたちは感謝の心を込めて、この聖なる扉を閉じようとしています。無数の信者たちがこの扉をくぐりました。わたしたちが疲れと苦しみを感じる時には、善き牧者が御心の扉をいつでも開け放ち、迎え入れてくださることを固く信じています。聖霊の導きのもと、わたしたちの声を、世の光である御子を遣わしてくださった御父を讃える、全教会の声と合わせましょう」。
そして、教皇は神への賛美と感謝と共に、このように祈られた。
「忠実であられる神に祈ります。あなたの恵みの宝をわたしたちに開かれ、この世における欺かない希望の証人となるための新たないのちを守り抜く力をお与えください。こうして、地上を旅するわたしたちの巡礼の果てに、信頼をもってあなたの家の扉を叩き、いのちの木の実を味わうことができますように」。
この後、「聖なる扉」に歩み寄った教皇は、敷居にひざまずき、感動に満ちた面持ちでしばし祈りを捧げられた。
そして、再び立ち上がった教皇は、左右の扉をゆっくりと引き、最後は両手で扉をしっかりと閉められた。教皇は閉じた扉の前に佇まれ、再び沈黙のうちに祈られた。
「聖なる扉」の閉門の儀式に続き、教皇は入祭の行列と共に、聖堂の中央の扉から入堂され、「主の公現」の祭日のミサを、聖年の閉幕と翌日から2日間に渡り行われる枢機卿会議のために世界中から集った枢機卿らと共にとり行われた。
ミサ終了後には、教皇は大聖堂の中央バルコニーからお告げの祈りを唱え、雨にもかかわらず、この日のために広場に集った多くの人々に、挨拶と祝福をおくられた。
