教皇フランシスコの住まいがあるバチカンのサンタ・マルタ館 教皇フランシスコの住まいがあるバチカンのサンタ・マルタ館 

療養中の教皇、わずかな改善を得ながら安定

バチカンの広報局は、4月8日(火)、療養中の教皇フランシスコの様子を伝えた。

 バチカンの広報局は、4月8日(火)、報道関係者を対象としたブリーフィングで、療養中の教皇フランシスコの様子を伝えた。

 それによれば、教皇の容体は、先の日曜日に見られたように、運動面、呼吸面、発語においてわずかな改善を得ながら、安定している。

 酸素の投与については、以前述べたように、夜間は必要な時のみ、高流量の投与が行われている。

 また、臨床検査の点からも、安定した状況が続いている。

 特に運動療法と呼吸療法をはじめとする治療が継続されている。

 教皇は仕事を続けられ、教皇庁の様々な省と常に接触を保ち、書類を受け取り、ここ数日は、少しずつ一部の謁見を再開している。

 言及すべき唯一のものは、国務長官パロリン枢機卿との昨日の謁見である。 

 聖週間の儀式についての指示は、まだない。

 明日9日(水)の一般謁見のカテケーシスのテキストは、これまでの週のごとく発表される。

 次回のブリーフィングは4月11日(金)に行われる。

 教皇はいつものように、治療と、仕事、祈り、毎日のミサ、休息のうちに一日を過ごされている。

 

08 4月 2025, 14:19