ソウルWYDの賛歌を発表
セシル・メリュー
若きカトリック信者の世代全体の心に響くであろう調べ、次回ワールドユースデー(WYD)大会の公式テーマソングが、開催までちょうど1年を控えて発表された。この賛歌は、2027年8月3日から8日までソウルに集うカトリック青年たちの国際大会の雰囲気を形作るものとなるだろう。
すべての国のための賛歌
テーマソングのタイトルは『Confidite, Ego Vici Mundum(勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている)』。このタイトルは、WYD 2027のために選ばれたテーマ、ヨハネによる福音書の「勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」(16・33)から採られた。国際的な賛歌として、韓国語、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語など、いくつかの言語で歌われている。
この曲は、「わたしに従いなさい、眠る心よ、目覚めて、歩みなさい。」という呼びかけで始まる。これまで二つのバージョンが録音されており、一つ(この記事の冒頭で視聴可能)は、合唱団とオーケストラをフィーチャーしたクラシカルなスタイル、もう一つ(記事の末尾で視聴可能)は、リミックスされたポップ・バージョンとなっている。
交わりの歌
この曲の目的の一つは、イベントを先取りして味わってもらうことにある。しかし、何よりもこの大会に向けて準備する参加者たちにとって、長く親しまれるサウンドトラックとなるだろう。それぞれの版には、参加者にとって多くの思い出を呼び起こす、対応するメロディーがある。
この賛歌は、公募のコンクールによって生まれた。その課題は、今回のWYDのテーマ、「勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」(ヨハネ16・33)を表現するオリジナルの楽曲を作ることであった。この取り組みは成功を収め、海外からの294件を含む、計434件の応募が寄せられた。選ばれた楽曲は、その後、教皇庁のいのち・信徒・家庭省の承認を得るために提出された。
WYD韓国大会
このテーマソングは、韓国の音楽家、フランシス・ジユン・キムが作曲したもので、自身の祖国と文化の趣が取り入れられている。主に韓国語で歌われているボーカルが、現代的なアレンジの中で、同国の伝統楽器と調和している。
このミュージックビデオでは、ソウルの風景や象徴的な名所が紹介され、来夏に訪れる参加者たちを待つ光景を今から垣間見ることができる。このWYDでも、慣例通り、「教区での日々」が、首都で行われる本大会に先立って開催される。2027年7月29日から8月2日にかけて、韓国の15教区が、小教区や家庭に巡礼者たちを迎え入れ、ソウルでの祝祭に先立ち、現地の教会の生活に深く触れる機会を提供する。
1995年のマニラ大会から30年以上が経過し、韓国でのWYD大会はアジアで開催される2度目の大会となる。カトリック信者が少数派の国でのWYD大会は今回が初めてである。宗教的多様性が顕著な韓国の社会において、カトリック信者は人口の約12%を占めている。
次のステップ
巡礼者の受付は2026年10月に開始を予定しており、滞在期間や参加イベントに応じて、様々なパッケージが用意される。モバイルアプリや、イベントのロジスティクスについても準備が進んでいる。
これまでの大会と同様、宿泊の受け入れは、主に開催地ソウルの大司教区内の家庭や小教区によって行われる。およそ230の小教区では、若者たちが韓国の教会の日常を体験できるよう、ホストファミリーの募集と研修をすでに積極的に進めている。
「2027年ワールドユースデー・ソウル大会が、希望を祝う場となり、韓国とソウルのもてなしの心と連帯の証しとなるよう、全力を尽くしたい」と、現地組織委員会の委員長を務める、ソウル大司教区のペトロ鄭淳澤(チョン・スンテク)大司教は述べている。チームは3年前からこのイベントの計画を進めており、世界中から集まる何十万人もの若者を迎える準備は、最終段階を迎えている。約3万人のボランティアの動員が見込まれ、すでに数百人が活動を開始している。